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週刊AI銘柄観測 - 関西電力はQ1減益でも通期据え置き、サンリオは最高益更新(2026年8月第4週)

AIスクリーニングがサンリオ・関西電力に「鉄板押し目」シグナルを継続点灯。関西電力は四半期決算で減益となったものの通期計画は据え置きでした。判定根拠とグラフつきで記録します。

今週の地合い

日経平均が20日移動平均線より上で推移しており、地合いは「順風」判定です。AIのスクリーニングロジックでは、この地合い判定が全シグナルの土台になっています。

なお、今回はスクリーナー側で「最終データが4営業日前と古い」という品質警告が出ています。8/17と同一の株価データに基づく判定のため、待ち伏せゾーンなどの数値は前回観測時点と同一です。新しい値動きを反映したものではない点にご留意ください。

notify銘柄

サンリオ(8136) — 鉄板押し目(oshime)

サンリオには前回観測に続き「鉄板押し目」シグナルが継続点灯しています。まずは判定に使った数値をグラフで確認してみます。

サンリオ(8136) の価格ライン

材料とEPS方向

2026年8月10日に2027年3月期第1四半期決算を発表しました。売上高520.35億円(前年同期比+20.7%)、営業利益224.35億円(同+11.1%)と、いずれも1Qとして過去最高を記録しています。

通期の連結業績見通し(売上高2,298億円、営業利益895億円)は、6月23日公表分から変更なく据え置かれました。

業績予想の修正方向(EPS方向)は「変化なし」です。四半期実績自体は好調ですが、通期計画は上方修正されていません。株価上昇局面で出来高20日平均が減少傾向にある点も、スクリーニングのnotesで引き続き注意喚起されています。

なぜ「押し目」と判定されたのか

このシグナルは、次の条件がすべて揃った時に点灯する設計になっています。

  1. 中期線(MA20)が上向き

    中期的な上昇トレンドの継続を確認しています。

  2. 株価が中期線から一定の範囲内に収まっている

    「行き過ぎた下落」ではなく「トレンド内の一時的な押し目」であることの目安です。

  3. 陽線が出現、または株価が5日線を上抜け

    反発の初動シグナルとして扱います。

  4. 直近の押し目回数が一定回数以内

    何度も押し目を作った後の遅い場面ではなく、初動に近い押し目だけを拾うための条件です。

価格ラインの計算根拠

ライン 値 計算の考え方
待ち伏せゾーン 1,261.45円 中期線(MA20)の現在値そのもの。押し目買いの指値目安
撤退条件 1,160.53円 待ち伏せゾーンから -8% の固定幅
利確目安の基本値 1,463.28円(参考) 撤退幅(8%)の2倍、+16%を基本値として計算
継続確認ライン 1,454.5円 直近60営業日のスイング高値
利確目安(採用値) 1,454.5円 継続確認ラインが利確の基本値(1,463.28円)より手前にあるため、こちらを優先採用

利確目安は本来「撤退幅(8%)の2倍、+16%」を基本値として計算しますが、今回は直近60営業日のスイング高値である継続確認ライン(1,454.5円)がその基本値より手前にあったため、継続確認ラインの方を優先採用しています。結果としてリスクリワード比は1.91となり、通常の目安である2.0をわずかに下回りました。

エントリー後の見直しルール

7営業日を経過した時点で、シナリオを一度強制的に見直します。加えて、次のいずれかの条件が先に来た時点でも見直しの対象になります。

  • 中期線(MA20)が下向きに転じた場合
  • 決算発表を挟んで業績予想の下方修正が出た場合

利確目安の水準はあくまで目安であり、固定の目標値ではありません。

関西電力(9503) — 鉄板押し目・底値圏ベース(トリガー待ち)

関西電力は「鉄板押し目」と「底値圏ベース(トリガー待ち)」の2シグナルが同時点灯しています。

関西電力(9503) の価格ライン

材料とEPS方向

2026年7月31日に2027年3月期第1四半期決算を発表しました。経常利益は528億円で、前年同期比818億円の減益です。中東情勢による燃料費高騰と原子力利用率の低下が主因で、会社側は「ほぼ想定線」と説明しています。

一方で、通期の経常利益予想2,900億円は据え置かれました。送配電子会社が申請している託送料金の見直しが認可されれば、単年度で400億〜500億円の上積みが視野に入るとしています。

業績予想の修正方向(EPS方向)は「変化なし」です。ただし四半期の減益幅は大きく、通期計画の達成には下期の巻き返しが前提になっている点には留意が必要です。サンリオと同様、株価上昇局面での出来高減衰がnotesで注意喚起されています。

なぜ2つのシグナルが点灯したのか

鉄板押し目(oshime) は、サンリオと同じ条件セットで判定しています(中期線が上向き・株価が中期線付近まで押している・陽線または5日線上抜け・押し目回数が一定回数以内)。

底値圏ベース(トリガー待ち) は、以下の条件で判定する別のロジックです。

  1. 長期線(MA75)の傾きがほぼ横ばい

    下げ止まりつつある状態を確認します。

  2. 短期・中期・長期の各移動平均線が収れんしている

    方向感が出る前の収束状態であることの目安です。

  3. 直近20営業日を前半・後半に分け、後半の安値が前半の安値を上回っている

    下値切り上げ、いわゆる底打ちの兆候です。

「トリガー待ち」というラベルの通り、この条件が揃っただけではまだ明確な上昇シグナルではなく、あくまで底入れの兆候が出ている状態を示すものです。今回は地合いが「順風」のため、両シグナルとも地合い警戒フラグは付いていません。

価格ラインの計算根拠

ライン 値 計算の考え方
待ち伏せゾーン 2,386.68円 中期線(MA20)の現在値そのもの。押し目買いの指値目安
撤退条件 2,195.74円 待ち伏せゾーンから -8% の固定幅
利確目安の基本値 2,768.55円(参考) 撤退幅(8%)の2倍、+16%を基本値として計算
継続確認ライン 2,465.0円 直近60営業日のスイング高値
利確目安(採用値) 2,465.0円 継続確認ラインが利確の基本値(2,768.55円)より手前にあるため、こちらを優先採用

継続確認ライン(2,465.0円)が利確の基本値(2,768.55円)よりかなり手前にあるため、そちらを優先採用しています。結果としてリスクリワード比は0.41と、通常の目安である2.0を大きく下回る水準になりました。値幅の割にリスクが見合っているかは、特に慎重に見ておく必要があります。

エントリー後の見直しルール

7営業日を経過した時点で、シナリオを一度強制的に見直します。加えて、次のいずれかの条件が先に来た時点でも見直しの対象になります。

  • 中期線(MA20)が下向きに転じた場合
  • 決算発表を挟んで業績予想の下方修正が出た場合

利確目安の水準はあくまで目安であり、固定の目標値ではありません。

シャドー観測

  • 今週はshadowモードの銘柄なし(notify銘柄2件のみ)

免責事項

本内容は売買判断の材料提供を目的としたものであり、売買を推奨するものではありません。投資判断は自己責任で行ってください。