週刊AI銘柄観測 - サンリオはシグナル消失、関西電力は「底値圏ベース」単独で継続(2026年8月第4週)
AIスクリーニングでサンリオの「鉄板押し目」シグナルが消失。関西電力は「底値圏ベース(トリガー待ち)」のみが継続点灯しました。判定根拠とグラフつきで記録します。
今週の地合い
日経平均が20日移動平均線より上で推移しており、地合いは「順風」判定です。AIのスクリーニングロジックでは、この地合い判定が全シグナルの土台になっています。
前回(2026-08-18)まで継続していたサンリオの「鉄板押し目」シグナルは、本日の観測では消失しました。notify銘柄は関西電力の「底値圏ベース(トリガー待ち)」1件のみです。
notify銘柄
関西電力(9503) — 底値圏ベース(トリガー待ち)
前回まで同時点灯していた「鉄板押し目」は外れ、「底値圏ベース(トリガー待ち)」のみが単独で継続しています。まずは判定に使った数値をグラフで確認してみます。
関西電力(9503) の価格ライン
材料とEPS方向
2026年7月31日に2027年3月期第1四半期決算を発表しています。経常利益は528億円で、前年同期比818億円の減益でした。中東情勢による燃料費高騰と原子力利用率の低下が主因とされ、通期の経常利益予想2,900億円は据え置かれています。この通期予想は8月19日時点でも修正されていません。
なお8月9日には、大飯発電所3号機の原子炉が発電機の界磁喪失警報により自動停止したと公表されています。周辺環境への放射能の影響はないとしていますが、原因調査中で運転再開の時期は示されていません(日本経済新聞)。この停止が長引く場合、Q1決算で言及されていた原子力利用率の低下がさらに進む可能性があります。
業績予想の修正方向(EPS方向)は「変化なし」です。ただし大飯3号機の停止長期化は、据え置かれた通期計画にとって新たな下振れ要因になり得る点に留意が必要です。
なぜ「底値圏ベース」と判定されたのか
このシグナルは、下げ止まりつつある銘柄が方向感を出す前の収れん状態にあるかを判定する設計になっています。
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長期線(MA75)の傾きがほぼ横ばい
下落トレンドが一服し、下げ止まりつつある状態を確認します。
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短期・中期・長期の各移動平均線が収れんしている
方向感が出る前の収束状態であることの目安です。
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直近20営業日を前半・後半に分け、後半の安値が前半の安値を上回っている
下値切り上げ、いわゆる底打ちの兆候です。
「トリガー待ち」というラベルの通り、この条件が揃っただけではまだ明確な上昇シグナルではなく、あくまで底入れの兆候が出ている状態を示すものです。今回は地合いが「順風」のため、地合い警戒フラグは付いていません。
価格ラインの計算根拠
| ライン | 値 | 計算の考え方 |
|---|---|---|
| 待ち伏せゾーン | 2,390.28円 | 中期線(MA20)の現在値そのもの。押し目買いの指値目安 |
| 撤退条件 | 2,199.05円 | 待ち伏せゾーンから -8% の固定幅 |
| 利確目安の基本値 | 2,772.72円(参考) | 撤退幅(8%)の2倍、+16%を基本値として計算 |
| 継続確認ライン | 2,465.0円 | 直近60営業日のスイング高値 |
| 利確目安(採用値) | 2,465.0円 | 継続確認ラインが利確の基本値(2,772.72円)より手前にあるため、こちらを優先採用 |
継続確認ライン(2,465.0円)が利確の基本値(2,772.72円)よりかなり手前にあるため、そちらを優先採用しています。結果としてリスクリワード比は0.39と、通常の目安である2.0を大きく下回る水準になりました。値幅の割にリスクが見合っているかは、特に慎重に見ておく必要があります。
エントリー後の見直しルール
7営業日を経過した時点で、シナリオを一度強制的に見直します。加えて、次のいずれかの条件が先に来た時点でも見直しの対象になります。
- 中期線(MA20)が下向きに転じた場合
- 決算発表を挟んで業績予想の下方修正が出た場合
利確目安の水準はあくまで目安であり、固定の目標値ではありません。
シャドー観測
- 今週はshadowモードの銘柄なし(notify銘柄1件のみ)
免責事項
本内容は売買判断の材料提供を目的としたものであり、売買を推奨するものではありません。投資判断は自己責任で行ってください。