週刊AI銘柄観測 - オリエンタルランドが四半期純利益50%増でも通期据え置き、日本製鉄は上方修正後の押し目を継続(2026年8月第5週)
地合い順風の中、「鉄板押し目」シグナルが日本製鉄・オリエンタルランドの2銘柄に点灯。日本製鉄は8月4日開示の上方修正を維持、オリエンタルランドは第1四半期の純利益が5割増ながら通期予想は据え置きです。判定根拠とグラフつきで記録します。
今週の地合い
日経平均が20日移動平均線を上回って推移しており、地合いは「順風」判定です。監視銘柄を走査した結果、notify銘柄は日本製鉄とオリエンタルランドの2件でした。
notify銘柄
日本製鉄(5401) — 鉄板押し目
まずは判定に使った数値をグラフで確認してみます。
日本製鉄(5401) の価格ライン
材料とEPS方向
2026年8月4日、2027年3月期第1四半期決算とあわせて業績予想の修正を適時開示しました。第1四半期の連結最終損益は752億円の黒字で着地し、これを受けて通期の連結純利益予想を従来の2,200億円から2,900億円に上方修正しています(31.8%の上方修正)。背景には米国鋼材市況の好調と、傘下USスチールの収益改善があります(日経会社情報DIGITAL 適時開示)。8月28日時点で、この上方修正を覆すような新たな適時開示は確認されていません。業績予想の修正方向(EPS方向)は「上方修正(据え置き継続)」です。
なぜ「鉄板押し目」と判定されたのか
このシグナルは、上昇トレンドの中で株価が中期線付近まで調整し、そこから反発の兆しが出たタイミングを捉える設計になっています。
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中期線(MA20)が上向きであること
上昇トレンドが継続していることの確認です。
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株価が中期線近辺まで調整していること
行き過ぎた乖離ではなく、押し目の範囲に収まっているかを確認します。
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陽線での切り返し、または短期線(MA5)を上抜けたこと
反発の初動を捉えるための条件です。
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直近の押し目回数が許容範囲内であること
日本製鉄は直近の押し目回数が2回で、許容範囲の上限に達しています。次に同様の調整が入るとシグナル対象から外れる可能性があります。
週足の13週移動平均線は上向きで、中期トレンドも上昇基調です。直近5日の相対力(RS)はわずかにマイナス(-1.6%)、20日の相対力も-2.7%とやや軟調で、先週時点からRSの改善は見られません。出来高は20日平均の半分程度にとどまっており、反発の勢い自体はまだ強くありません。
価格ラインの計算根拠
| ライン | 値 | 計算の考え方 |
|---|---|---|
| 待ち伏せゾーン | 672.10円 | 中期線(MA20)の現在値そのもの。押し目買いの指値目安 |
| 撤退条件 | 618.33円 | 待ち伏せゾーンから -8% の固定幅 |
| 利確目安の基本値 | 779.64円(参考) | 撤退幅(8%)の2倍、+16%を基本値として計算 |
| 継続確認ライン | 697.5円 | 直近60営業日のスイング高値 |
| 利確目安(採用値) | 697.5円 | 継続確認ラインが利確の基本値(779.64円)より手前にあるため、こちらを優先採用 |
継続確認ライン(697.5円)が利確の基本値(779.64円)より手前にあるため、そちらを優先採用しています。結果としてリスクリワード比は0.47と、通常の目安である2.0を大きく下回る水準です。値幅の割にリスクが見合っているかは、特に慎重に見ておく必要があります。
エントリー後の見直しルール
7営業日を経過した時点で、シナリオを一度強制的に見直します。加えて、次のいずれかの条件が先に来た時点でも見直しの対象になります。
- 中期線(MA20)が下向きに転じた場合
- 決算発表を挟んで業績予想の下方修正が出た場合
利確目安の水準はあくまで目安であり、固定の目標値ではありません。
オリエンタルランド(4661) — 鉄板押し目
オリエンタルランド(4661) の価格ライン
材料とEPS方向
2027年3月期第1四半期決算では、売上高1,807億円(前年同期比+10.4%)、営業利益477億円(同+23.1%)、純利益413億円(同+50.3%)と大幅増益で着地しました。東京ディズニーシー25周年イベントの好調が牽引しています。
一方で会社側は、通期の業績予想(売上高7,243億円・前期比+2.8%、営業利益1,608億円・同▲4.5%)を据え置いています。夏場以降の天候による入園者数への影響が不透明であることを理由に慎重姿勢を崩していません。第1四半期は計画超過の進捗でも通期の利益計画自体は動いていないため、業績予想の修正方向(EPS方向)は「変化なし」と判定します。8月28日時点で、これを覆すような新たな適時開示は確認されていません(株式会社オリエンタルランド 決算説明資料、オリエンタルランド 業績予想)。
なぜ「鉄板押し目」と判定されたのか
条件の考え方は日本製鉄と同じで、上昇トレンドの調整局面での反発初動を捉える設計です。
-
中期線(MA20)が上向きであること
上昇トレンドが継続していることの確認です。
-
株価が中期線近辺まで調整していること
行き過ぎた乖離ではなく、押し目の範囲に収まっているかを確認します。
-
陽線での切り返し、または短期線(MA5)を上抜けたこと
反発の初動を捉えるための条件です。
-
直近の押し目回数が許容範囲内であること
オリエンタルランドも直近の押し目回数が2回で、許容範囲の上限に達しています。次に同様の調整が入るとシグナル対象から外れる可能性があります。
週足の13週移動平均線は上向きで、中期トレンドも上昇基調です。直近5日の相対力(RS)はプラス(+3.4%)で株価の相対的な強さがうかがえる一方、20日の相対力は-1.7%とわずかに軟調です。出来高は20日平均を下回っており、反発の勢い自体はまだ強くありません。
価格ラインの計算根拠
| ライン | 値 | 計算の考え方 |
|---|---|---|
| 待ち伏せゾーン | 2,979.43円 | 中期線(MA20)の現在値そのもの。押し目買いの指値目安 |
| 撤退条件 | 2,741.07円 | 待ち伏せゾーンから -8% の固定幅 |
| 利確目安の基本値 | 3,456.14円(参考) | 撤退幅(8%)の2倍、+16%を基本値として計算 |
| 継続確認ライン | 3,167.0円 | 直近60営業日のスイング高値 |
| 利確目安(採用値) | 3,167.0円 | 継続確認ラインが利確の基本値(3,456.14円)より手前にあるため、こちらを優先採用 |
継続確認ライン(3,167.0円)が利確の基本値(3,456.14円)より手前にあるため、そちらを優先採用しています。結果としてリスクリワード比は0.79と、通常の目安である2.0を下回る水準です。
エントリー後の見直しルール
7営業日を経過した時点で、シナリオを一度強制的に見直します。加えて、次のいずれかの条件が先に来た時点でも見直しの対象になります。
- 中期線(MA20)が下向きに転じた場合
- 決算発表を挟んで業績予想の下方修正が出た場合
利確目安の水準はあくまで目安であり、固定の目標値ではありません。
シャドー観測
- 今週はshadowモードの銘柄なし(notify銘柄2件のみ)
免責事項
本内容は売買判断の材料提供を目的としたものであり、売買を推奨するものではありません。投資判断は自己責任で行ってください。