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PER(株価収益率)とは

PER(Price Earnings Ratio)の意味と計算方法、割安・割高を判断する際の使い方を図解します。

PERとは

PER(株価収益率、Price Earnings Ratio)は、株価が1株あたり純利益(EPS)の何倍まで買われているかを示す指標です。「今の利益水準を基準にすると、株価は何年分の利益に相当するか」を表すと考えるとイメージしやすくなります。

PER(倍) = 株価 ÷ 1株あたり純利益(EPS)
株価(例: 3,000円)÷EPS(1株あたり利益)=PER(倍)

例えば株価3,000円、EPS150円の企業のPERは「3,000 ÷ 150 = 20倍」です。

数値が高い・低いとはどういうことか

PERが低いほど「利益に対して株価が割安」、高いほど「利益に対して株価が割高」と判断されることが多い指標です。ただし業種や成長性によって適正水準は大きく異なるため、絶対的な基準ではありません。

10倍前後15〜20倍30倍以上割安とされやすい市場平均程度割高とされやすい・高成長期待
  • 成熟した業種(電力、銀行など)はPERが低めに出やすい
  • 成長期待の高いIT・グロース企業はPERが高めでも許容されやすい
  • 同業種内での比較や、その企業自身の過去水準との比較が有効

使う際の注意点

  • 業種をまたいだ単純比較は避ける: 業種ごとに適正水準の相場観が異なる
  • 赤字企業では計算できない: EPSがマイナスの場合PERは意味を持たない
  • 将来の利益予想ベースか実績ベースかを確認する: 「予想PER」と「実績PER」で数値が変わる

まとめ

  • PERは株価とEPSの倍率を表す、割安・割高を測る代表的な指標
  • 数値が低いほど割安、高いほど割高とされやすいが、業種・成長性による違いが大きい
  • 同業種内での比較や、過去水準との比較を組み合わせて判断する
  • 単独の数値だけで投資判断を下さず、他の指標と合わせて確認する