ROA(総資産利益率)とは
ROA(Return On Assets)の意味と計算方法、ROEとの違いを図解します。
ROAとは
ROA(総資産利益率、Return On Assets)は、企業が保有する総資産(自己資本+負債)を使って、どれだけ効率よく利益を生み出しているかを示す指標です。
ROA(%) = 当期純利益 ÷ 総資産 × 100
ROEとの違い
ROEは「自己資本」に対する利益率、ROAは「総資産(自己資本+負債)」に対する利益率です。負債を多く使っている企業は、ROEが高くてもROAは低くなることがあります。
使う際の注意点
- 業種による差が大きい: 銀行など負債を多く扱う業種はROAが低めに出る傾向がある
- ROEとセットで見る: 両方を見ることで「効率よく稼いでいるか」「借金に頼りすぎていないか」を判断しやすくなる
- 一般に1〜数%が目安: ROEより数値のレンジが小さい点に注意する
まとめ
- ROAは総資産全体に対する利益効率を示す指標
- ROEは自己資本のみが基準、ROAは負債も含めた全資産が基準
- 負債依存度が高い企業はROEとROAの差が大きくなりやすい
- 両指標を組み合わせることで収益性と財務健全性を立体的に把握できる