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特定口座(源泉徴収あり/なし)とは

特定口座の仕組みと、源泉徴収あり・なしの違いを図解します。

特定口座とは

特定口座は、証券会社が1年間の売買損益を計算してくれる口座です。確定申告の手間を軽減するために設けられた制度で、「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の2種類から選べます。

源泉徴収あり・なしの違い

源泉徴収あり証券会社が税金を自動的に計算・納税✓ 原則、確定申告不要利益ごとに税金がその都度差し引かれる源泉徴収なし証券会社は年間の損益計算書のみ作成✗ 自分で確定申告が必要利益が出た年は申告して納税する

どちらを選ぶべきか

  • 給与所得者で他に確定申告の予定がない場合: 「源泉徴収あり」を選ぶと手間がかからない
  • 他の口座と損益通算したい場合: 「源泉徴収あり」でも確定申告すれば損益通算は可能
  • 税法上の扶養の判定に影響させたくない場合: 「源泉徴収あり」で確定申告をしなければ、原則として合計所得金額に算入されない

使う際の注意点

  • 複数口座間の損益通算には申告が必要な場合がある: 証券会社をまたぐ場合は確定申告が必要になることが多い
  • NISA口座とは別物: NISA口座は非課税のため特定口座の損益とは通算できない
  • 一度選んだ方式は年の途中で変更できない: 変更したい場合は翌年から
  • 社会保険の被扶養者認定は別基準の場合がある: 健康保険の扶養判定は保険者(協会けんぽ・健保組合等)ごとに運用が異なり、確定申告をしなくても収入として勘案されることがあるため、加入先の基準を個別に確認する

まとめ

  • 特定口座は証券会社が損益計算を代行してくれる口座
  • 源泉徴収ありは原則確定申告不要、なしは自分で申告が必要
  • 会社員で申告の手間を省きたい場合は源泉徴収ありが選ばれやすい
  • 損益通算や扶養への影響を考慮して選択する